光を放つ蚕の糸
長野県岡谷市の独立行政法人「農業生物資源研究所」は20日、遺伝子組み換えカイコを使って、緑や赤の蛍光たんぱくを持つ絹糸を取り出し、製品化することに世界で初めて成功したと発表した。
【関連写真】ノーベル化学賞:「緑色蛍光たんぱく質」の研究で化学賞を受賞した下村脩・米ボストン大名誉教授
下村脩・米ボストン大名誉教授のノーベル化学賞受賞で話題になったオワンクラゲの蛍光遺伝子技術を利用。ある波長の光を当てると、絹糸が鮮やかに発色し神秘的な雰囲気を醸し出す。
高林千幸開発長(57)は「ひな人形店や結婚式の衣装会社などから問い合わせが来ている」と、華やかな場での活用に期待。不景気や事件で暗い世相を明るく照らす一筋の光明となるか。【渡辺諒】
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